2015年度ラグビーの全国大会2回戦からはいよいよシード校が登場です。
主な結果です。
国学院栃木対光泉 19-17
京都成章対朝明 71-12
東福岡対黒沢尻工業 88-21
長崎北陽台対日川 24-14
桐蔭学園対秋田中央 40-15
大阪桐蔭対筑紫 31-10
伏見工業対青森北 36-21
東海大仰星対和歌山工業 93-0
流経大柏対仙台育英 69-17
天理対常翔学園 5-3
優勝候補の東海大仰星、東福岡がそれぞれ大勝したのに対し、常翔学園は天理屈指初戦敗退です。
東海大仰星は力の差のある和歌山工業相手に93得点でむっ失点とほぼ完ぺきな試合内容だったと思います。
昨年の覇者東福岡は88得点するも3トライを許し21失点とディフェンスにやや課題を残した試合となりました。
また、この試合で1年生SO丸山凛太郎が開いてタックルを受けた際、頭を強く打って途中退場しています。怪我の詳細は分かりませんが、どうやら大丈夫そうで安心しました。
打ち所が悪ければ選手生命にかかわるような事態に陥る可能性もあります。改めてラグビーは厳しいスポーツであることを再認識させるプレーでした。
優勝候補の一角大阪桐蔭は筑紫を31-0で振り切っています。
また、全大会でAシードながら初戦敗退した国学院栃木は光泉に粘られながらも19-17で接戦を制し、3回戦進出を決めました。
2回戦屈指の好カード常翔学園対天理は、常翔学園が何度も天理陣内に攻め込みますが、必死のディフェンスにミスを連発し、天理に惜敗しています。シード校対ノーシード校の対戦ということを考えると波乱ということになるのでしょうが、天理の実力も高く波乱という言葉は適切ではないでしょう。
準々決勝以上の対戦でもおかしくない内容で、2回戦での対戦はちょっともったいなかったです。
抽選なので仕方がありませんが、2回戦から実力校同士の対戦がある一方で、やや力の落ちるチーム同士の対戦もありました。
3回戦は天理対深谷、石見智翠館対流経大柏、東海大仰星対伏見工業、東福岡対長崎北陽台、京都成章対国学院栃木など楽しみな対戦が続きます。