2016年04月





スーパーラグビーに今季から参戦している日本のサンウルブズがアルゼンチンのジャガーズに36-28で競り勝ち、スーパーラグビー初勝利をあげました。

秩父宮という地の利もありましたが、相手はサンウルブズと同じく今季から参戦しているジャガーズです。ジャガーズもここまで2勝6敗と苦戦しており、勝つ可能性はある程度高かったチームです。

それでもサンウルブズは前節ここまで1勝と苦戦を強いられていたチーターズに17-92で大敗。同じく調子の粗がらないキングスにも28-33で惜敗するなど下位チーム相手にも苦杯を嘗めていました。

しかし、この日は前節崩壊したディフェンス網が踏ん張り、80分間集中してプレーができていました。
サンウルブズの連敗で日本のラグビー熱もやや下降気味ですが、今回の勝利で再び暑さを取り戻してもらいたいものですね。


次戦は5月7日にフォースと対戦します。フォースもここまで1勝8敗と調子が上がりません。
チャンスは十分あります。









そう思わせてくれるナダルの試合運びでした。

2016年バルセロナオープン決勝は世界ランキング5位ラファエル・ナダルと同6位の錦織圭が対戦しました。
今回が10度目の対戦となりますが、ここまでナダルの8勝1敗と過去の対戦では錦織を圧倒しています。

昨年マスターズ大会のロジャーズカップで錦織がナダルにストレート勝ちし初勝利を上げていますが、今年のインディアンウェルズ大会ではストレート負けしています。

ナダルは前週に行われたモンテカルロマスターズで9度目となる優勝を飾り、復活の兆しを見せていましたが連戦による疲れもあり、錦織がやや有利かと予想していました。

しかし、試合になると連戦の疲れも見せず、全盛期さながらの強烈なフォアハンドやパッシングショットを何度も決めていました。

1年以上不調が続いていたナダルですが、ようやく本来の強さが戻りつつあるようです。

一方、錦織もトップに肉薄しつつあることを改めて証明しました。ナダルに対し華麗なウィナーを幾度となく決めており、好勝負を演出していました。

ただ、今季対戦した、ジョコビッチ、マレー、ナダルにはいい試合をしながらもまだ彼らのレベルには到達していないようです。
わずかな差しかありませんが、このわずかな差を埋めることが相当難しいのでしょう。

次戦は4月30日から行われるマスターズ大会マドリードオープンです。

錦織のマスターズ大会初勝利を期待します。






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