第76回甲子園ボウルは、関西学院が法政大学を下し4年連続32回目の優勝を果たしました。

関学強いですね。
甲子園ぼうるでの過去の対戦成績は3勝3敗の五分。直近では、2012年第67回大会で対戦し、この時は関学が法政を20-17の僅差で下しています。

ここ3年は関学が関東勢(早稲田、早稲田、日大)から勝利をあげています。
直近で関東勢が勝利したのは危険タックルが問題になった第72回大会の日大が23-17で関学が勝利したのが最後です。
それ以前も関西勢が10年連続勝利をあげるなど近年は関東勢に対し優勢を保っています。

今回もやや関学が有利かと思われましたが思ってみれば、47-7と大差で勝利をあげています。

点差ほど力の差はないと関学の監督もコメントしていましたが、おそらくその通りだと思います。
今シーズンから社会人との日本一決定戦であるライスボウルへの出場がなくなったため、学生はこの甲子園ボウルが最後の試合となります。

ところで、甲子園ボウルはアメフトの全国大会の決勝という立ち位置ですが、実質は東西対抗の伝統を受け継いでいます。

そのため、関西のもう一つの有力校である立命館は2015年の第70回大会以来、甲子園ボウルへの出場がありません。

関西リーグでは関学に勝利をあげることがあるだけに、東西別のトーナメント方式もそろそろ見直してもいいように思います。

集客面などから難しいのかもしれませんが、全国大会という方式取るのであればそちらのほうが妥当だと思います。



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2021-08-31