2015年全米オープン決勝は、世界ランキング1位ノバク・ジョコビッチ対2位ロジャー・フェデラーというゴールデンカードになりました。
まさに現在最高のプレーヤー2人のベストマッチです。
鉄壁のディフェンスを誇るジョコビッチに対し34歳にして進化を続けるフェデラーの対戦とあって勝利の行方を予想することは容易ではありませんでした。
フェデラーはセイバーと呼ばれるセカンドサーブをサービスライン際でリターンするという驚異的なプレーを見せるなど、彼の進化は留まるところを知りません。
今大会も圧倒的な強さで勝ちあがってきていました。
一方のジョコビッチの強さはいまさらいうまでもありません。現在最強のプレーヤーであることはだれもが認めています。
最強ジョコビッチにはかつての天才プレーヤーでもなお強さを追求するフェデラー。
試合は予想通りの熱戦です。
しかし、3-1でジョコビッチが勝利、グランドスラム通算10勝目を果たしました。
フェデラーにも流れがありました。それでも、流れを何とか食い止めるところがジョコビッチの強さでしょう。
両者のライバル関係が来シーズンも続くことを願ってやみません。